マンション管理士。損害保険会社在職中にマンション管理士資格を取得し、準備期間を経て独立。2019年から当事務所にアソシエイト・スタッフとして参加。
損害査定業務に32年間従事した経験を活かし、マンションの損害保険はもちろん、円滑な管理組合運営や資産価値の維持をサポート。浦安市のマンション政策や国交省補助事業にも携わる。
氏名 | 土佐林 亨(とさばやし とおる) |
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生まれ | 1960年生まれ 札幌出身ですが、子供の頃から父親の転勤で転居が多く、また就職してからも北は北海道から南は九州まで全国各地を転勤して参りました。 土佐林という姓は、非常に珍しく、よく高知県出身ですかと言われますが、父方の祖父は山形県庄内地方の出身で、先祖は羽黒山別当職や出羽 藤島城主を務めていたらしいです。 |
趣味 | 古文書をみること。また時間あれば鉄道に乗り全国各地の城跡・博物館など回っています。 |
略歴 | 大学在学中、自動車事故にかかる賠償のゼミに所属していたことで、損害保険会社に就職しました。 |
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私は、保険業務の研鑽として、第4回マンション管理士試験で資格取得しました。合格後管理士登録したものの、マンション管理に携わることはありませんでしたが、マンション管理士・行政書士・損保代理店など独立した仕事をしたいとの希望があり、早期退職をきっかけに開業としました。正直に申し上げますと、開業前はマンション管理士の社会的な意義や実際の業務について、頭の中での漠然とした認識しかありませんでした。しかし、実際に活動を始め、管理組合や関係者と接するうちに、頭の中で分かった気になっていたマンション管理士の重要性について、深く認識することになりました。
1つ目は、マンション管理士に対するニーズが高く、今後も拡大すると感じたことです。マンション管理は、会社経営と同様に様々な分野の専門知識が必要ですが、組合役員の知識やスキル不足により、管理会社任せになったり、最悪の場合は管理不全に陥ります。
また、組合員の管理に対する意識不足により、管理組合が高いコストを支払うことになることも痛感し、マンション管理士として管理組合支援を通じ、円滑な管理運営・資産価値維持のお役に立ちたいと強く思うようになりました。
2つ目は、マンション管理は、その管理組合だけではなく、国に地方自治体にとっても重要な課題であることです。 現在私は、浦安市のマンション政策や国交省補助事業に携わっており、行政と一体となった取組をすることになりました。
そしてもう1つ、マンション管理士活動を通じて分かったことがあります。
それは、管理組合にとって、損害保険が近年の重要な問題の1つになりつつあることです。自然災害やマンション高経年による給排水管からの漏水事故の増加に伴い、損害保険料が大幅に値上げされるためです。また、首都圏直下型地震への懸念もあり、損害保険の重要性は増しています。
私のマンション管理士活動の中で、損害保険に関連する仕事が大きなウェイトを占めるようになりました。 また、損害保険会社32年間の在職中、自動車事故・火災事故・自然災害を通じて、様々の方々と接して参りました。突然の交通事故で大切な家族を失った方、火災や災害で家を失った方だけではなく、保険を悪用するような反社勢力とも日常的に接してきました。こうした経験や知識を活かして、マンション管理にかかる不測の事態やトラブルに対処していきたいと思います。