マンション管理士。不動産賃貸業を営むかたわら2014年にマンション管理士資格を取得し独立。2020年から当事務所にアソシエイト・スタッフとして参加。
所有するマンションの管理組合理事長等を経験し、管理の重要性を実感。理事長経験を活かし、マンションの生活価値向上、合意形成や理事会運営全般をサポート。
氏名 | 新木 茂(あらき しげる) |
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生まれ | 1965年 埼玉県旧浦和市生まれ |
趣味 |
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略歴 | 大学で土木工学を専攻し、卒業後は土木の設計コンサルタントに14年間勤務。その後家業の不動産賃貸業を継ぎ、分譲マンションの住戸、店舗及び駐車場の賃貸経営に携わる。 2014年にマンション管理士資格を取得し独立。2020年より重松マンション管理士事務所にアソシエイト・スタッフとして参加。 |
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私がマンション管理士を目指したきっかけは、所有する複合用途型マンション店舗部分の看板設置に対する住民との意見対立でした。意見対立は曖昧なルールによる解釈の違いが原因でしたが、私はこの問題を解決するために理事会に店舗細則見直し検討委員会の設置を要望し、反対意見の住民と約2年間に渡り議論を重ねた結果、店舗細則を改正することができました。私はこの貴重な体験を通じて、マンションにおける合意形成の難しさと、管理組合運営を円滑に進めるために専門家の支援が必要なことを痛感し、マンション管理士の資格取得を決意しました。
私は現在不動産賃貸業を営みながら、所有するマンションの資産価値向上のために専有部分のリフォームを定期的に行い維持管理しておりますが、資産価値は「立地」「構造」で決まると一般的に言われており、これらの要素はマンションを購入した時点でほぼ決まってしまいます。そのためマンションの資産価値を向上させるためには、マンションが安心・快適に暮らせるための生活価値の向上が必要であり、今後マンションの資産価値は生活価値で決まり、強いて言えば管理組合運営の評価により左右されるものと考えます。
管理組合は、日常生活の不満を取り除きトラブルを未然に防ぐルールと、計画的に建物の修繕を行うための長期修繕計画をつくり、また無駄な工事や緊急性の低い工事を見極め適正価格により工事を進めなければなりませんが、私が看板設置の問題で苦労したように、専門的知識と経験に乏しい管理組合が適正に運営するのは大変困難なことです。
私は、マンションの生活価値を高めるため、管理面から管理組合のお役に立ちたいと思います。