1.マンション管理への想いと決意

 安定した会社を辞め、食えないと言われているマンション管理士で独立開業しようとしていた私は、周囲から「バカじゃないの?」と言われたり、時には変人扱いされこともありました。それでも、独立当初から一貫してマンション管理士としてマンション管理一筋でやってきた所長重松のマンション管理への想いと決意をお伝えさせていただきます。

スラム化問題、悪徳管理会社の不祥事...
マンション管理はこのままでよいのか?

 正直な話、30年近いマンション生活の中で、以前から「マンション管理」に関して高い関心を持っていたわけではありませんでした。

 ですが、「マンション管理適正化法」施行の背景にあった、昭和40年代に完成したマンションの老朽化から来るスラム化問題、昨今各種メディアでも取り上げられているような、一部の悪徳管理会社による多額の金銭にかかわる事件等を知り、また、約30年に及ぶ自らのマンション生活ならびに管理組合理事経験、そして約27年に及ぶ断熱工事・マンション向け建材販売会社での工事管理経験等から、常々現在のマンション管理に疑問や不満を抱いていました。

 そんな折、2001年に「マンション管理適正化法」が施行され、都市社会におけるマンションの維持・管理の重要性を改めて認識し、微力ながらも、残りの人生をマンションを中心とした「まちづくり」にささげたいと強く思いました。

独立当初、周囲からは「バカじゃないの?」「変人」
でも、後悔はありませんしハンパな気持ちでやってません

 マンション管理士という資格が出来てから、今年(2008年)で6年目。マンション管理士の活躍やマンション管理士がサポートするマンションがメディアで取り上げられることも増え、ようやくマンション管理士という存在が認知されてきたのかな、と感じることが多くなってきました。

 しかし、その一方で、未だにマンション管理士の資格だけでは食えないと言われていたりします。

 現在でもそのような状態ですので、5年前、安定した会社を辞め、マンション管理士という存在がまるで認知されていないような状態でマンション管理士として独立開業しようとしていた私は、周囲から「バカじゃないの?」と言われたり、時には変人扱いされこともありました。

 正直、多少の不安はありました。ここまで来るのが楽な道のりだったと言えば嘘になります。でも、覚悟を決めて独立したので後悔は全くありませんし、だからこそ、ハンパな気持ちでやっているわけではないのです。

何千万円も出して購入した大切な財産なんだから
あなた以外の人には安心して任せられない

 以前、神奈川県のとあるマンションの方から顧問契約を依頼された際、千葉在住の私は、あまりに距離が離れていたので一度はお断りさせていただきました。しかし、その方から

 「何千万円も出して購入した大切な財産の管理を依頼するのですから、
  重松さんでないと安心して頼めません。」

 と大変光栄なお言葉をいただきました。もちろん、顧問としてお手伝いさせていただくことになりました。

 当たり前と言えば当たり前のことではありますが、依頼する方々もハンパな気持ちで依頼してきているわけではありません。自分自身、決してハンパな気持ちでやってきてはいませんでしたが、とても身の引き締まる思いがした一言でした。

 独立以来、マンション管理一筋、マンション管理のプロであるマンション管理士として、日々自己研鑽しながら前だけを見て走ってきましたが、気が付けば数多くのマンション管理組合のみなさまのお手伝いをさせていただく機会に恵まれ、複数のマンション管理士を抱える事務所にまで成長することが出来ました。この状況に甘んじることなく、みなさまの大切な財産管理を依頼されているということを肝に銘じ、これからもマンション管理一筋、少しでも多くの方々のお役に立てればいいなと思っています。

 そして、私たちの新たな目標でもある「これからも住み続けたい!と思えるマンション」づくりを目指し、今後も全力で走っていきたいと思います。


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